1.会社名を決めよう。
株式会社設立のまとめ

1.会社名を決めよう。

更新日:2014年09月29日

会社を設立するにあたり、1番最初のあなたの仕事は「会社名」を決定することです。

最初に決めておかないと、後々の手続きがスムーズに進みません。

 

参考になれば幸いですが、私が会社名を決定するまでに考え方、決め方をご紹介します。

まず、、 設立の目的を意識し、自分のこだわりを尊重しましょう。

 

 

考え方を、3つご紹介します。

”提供内容”から考える

提供内容から考える場合は、細かな内容ではなく、大まかな内容で考えるようにするか、細かな内容から連想ゲームのように広げていくようにしましょう。

細かな内容で決めたほうが、会社名を聞いただけで何をしているか分かりやすくていいのですが、逆に言うとそれ以外のサービスはしていないと思われてしまいます。

 

有名企業に学ぶ例:

・Google・・・googol(グーゴル:10の100乗を意味する数の単位)で登録しようとしたけど、登記時に間違ったとか何とか、、

膨大な情報量を取り扱っていくという想いが込められています。

うちは検索エンジンを開発しているから、DevSearchEngineにしよう!としていたら、、いまのGoogleは、もしかするとないかもしれません。。

 

・AMAZON・・・アマゾン川が由来ですが、A〜Zまですべての商品が揃っていますよ。という想いが込められています。

元々は書物の取り扱いがメインでしたが、いまは家電から食料品まで幅広くラインナップしています。

うちは本を売っていくから、ALL BOOKz でいこう!としていたら、、いまのAMAZONは、もしかするとないかもしれません。。

 

 


 

”仕事スタイル”から考える

会社のスタンスや、クライアントや仲間(パートナー)との関係性のスタイル、技術でアピールするスタイルでいく、提案型のスタイルでいく、、から広げていく。

有名企業に学ぶ例:

・APPLE・・・禁断の果実(アップル)をかじった集団。という想いが込められています。(仮説の一つですが、、)

・任天堂・・・「運を天に任せる」という想いが込められています。(こちらも仮説の一つですが、、)

 

 


 

自分の名前、地名から考える

個人的に憧れます。

有名企業に学ぶ例:

・トヨタ自動車・・・創業者の豊田(とよだ) 喜一郎さまの姓から。もともとはトヨダでしたが、個人企業からの脱却するという想いで、濁点を取ってトヨタになったとか、、

 

・HP(ヒューレット・パッカード)・・・創業者のWilliam Hewlett(ウィリアム・ヒューレット)とDavid Packard(デビッド・パッカード)。2人の名前を組み合わせています。

 

 


 

仮に長い名前や、他社と被ってしまった名前でも、頭文字をとったり、組み合わせて造語を作ってもよいでしょう。

例:

・Yahoo!・・・「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(少し気の利く階層的でお節介なデータベース)

 

ここまでで、5〜10個ほど候補を上げておきましょう。

 

 

さて、それでは

絞り込んでいきます。

縁起のいい画数に!

私は↓こちらのサイトを利用させていただきました。

社名占い.net

使い方は簡単! 株式会社は含まず会社名を入力するだけです。

☆が色づいていれば、三ツ星、二ツ星、一ツ星です。

画数占い

 

 

さて、これで1〜3個ほどに絞れたかと思います。

0個になってしまった方は、、 判断はお任せします。

 

 

次に、

同一サービス・業種で商標登録されていないかを調べます。

こちらから、同じようなサービス・業種がないかを調査しましょう。

特許庁登録商標検索システム」呼称検索サービスです。

 

1.「呼称1」に会社名を全角カタカナで入力し、「商品全類」をクリック(自動で区分に番号が入ります。)、検索実行

koshosearch1

2.検索結果の数と「一覧表示」ボタンが表示されます。一覧表示ボタンをクリック。

koshosearch2

3.同一のサービス、業種がないかを調査しましょう。

koshosearch3

 

さて、、次に、

念のため登記可能な社名かを調べます。

※現在の会社法では同一住所の場合のみがNG対象ですが、 個人的に、同じ地区でも避けておいたほうがいいでしょう。

こちらから↓ 同じ地区に同じ名前の会社がないかを調査しましょう。

登記・供託オンライン申請システム」 法務省が提供するサービスです。

 

1.利用には会員登録が必要です。申請者情報登録をクリックしてください。

登記ネット1

2.利用規約に「同意する」

登記ネット2

3.申請者情報の入力

登記ネット3

4.入力内容の確認  → 完了(登録完了です)

登記ネット4

5.かんたん証明書請求をクリックします

登記ネット5

6.3で入力したIDとパスワードでログインします。

登記ネット6

7.商業・法人欄の 「交付請求書(登記事項証明書)」をクリックします。

登記ネット7

8.「オンライン 会社・法人検索を使う」 をクリックします。 登記ネット8

9.お待たせしました、会社名を検索して下さい。

使い方は、「商号・名称」の入力ボックスに会社名を入力し、 市区町村を指定して検索から、都道府県名をプルダウンメニューから選択し、次に所在選択から市町村名を選択します。

登記ネット9

 

上記、問題なければ1〜3個はまだ残っているかもしれません。

 

もはや、この段階で自分の中で「これだな。。」と決まっていると思います。

その直感を信じ、決定しましょう!

 

もし、どれも捨てがたい、、とお悩みの場合は、 身内(奥さん、子供、父、母、兄弟)の方などに聞いて見るのも良いかもしれません。

 

以上が、 「会社名を決めよう。」でした。

会社名は大事ですので、後回しにせず、一番最初にじっくり考えてください。


スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)