【一寸先は闇:part.1】右足首関節ずれて折れた体験記【手術篇】
余談ですが

【一寸先は闇:part.1】右足首関節ずれて折れた体験記【手術篇】

更新日:2019年05月23日

今から約2年半前、

人生何が起こるかわからないもので。

なんの前触れもなく、危うく絶命するとこでした。

 

幸い足首の関節骨折だけで済んだのですが、、骨折する前の状態にはもぉ戻らないなと。

なんせ、(↑赤丸注目)ボルト2本はいったままのサイボーグですから。

ボルトはもぉ(一生)抜かず、、チタンなので錆びないそうですが。

ちなみに(↑青丸注目)の腓骨は、折れたままです。この骨は折れたままほっといてもくっつくので、このままでも問題ないとのことで。

 

 

・・・

 

・・・

とまぁ、この状態で骨折前の状態に完璧に戻るわけがないんですが。

 

いまは、

生きているだけで丸儲け(さんまさんの座右の銘)

を噛みしめる次第です。

 

 

 

しかし、

・骨折初体験

・全身麻酔・手術初体験

・入院初体験

・車椅子、松葉杖初体験

・リハビリ初体験

・身体障害初体験

 

と人生の初体験を一気に味わった、約2年半前の当時を回想。


 

深夜0時30分ごろに救急車で病院へ搬送。

意識はあるが、自力で立てない。。そして右足がめちゃめちゃ痛い。

なぜか呼吸は荒く、酸素を体が欲している状態。

(たぶんすごい捻挫だな。捻挫で救急車とか、、恥ずかしいな。)

などと、自己分析。

 

病院到着。もちろん病院内へは担架で。

すぐにCTやらレントゲンやら病院内のハイテク機器をぐるぐると回る。

一応、頭から足先まですべてを検査。

 

途中、看護師が言い合いをはじめていることに気づき。

「ちょっ、なにしてんすか?」

看護師「こっちのベッドに移れます?」

「なんだ、、そんなことで、、」

よいしょ・・・

 

「・・無理です。」(足に力が入らないので動けない。。)

看護師「じゃあ行きますよー せーの」

 

・・・女手2人で、身長180cm体重70kgの私の扱いに悪戦苦闘していて、ピリピリされていたようで。

こんな時間にすいませんと。

 

検査は一通り終了して、当直の先生と面談。(もちろん私は移動ベッドに横たわっている状態)

 

先生「頭部や腰などに異常は見られませんでした。ただ、ご自身でもお気づきだと思いますが、右足首が骨折してます。」

「へ?骨折?捻挫じゃなくて?」

先生「はい。ずれて折れてます。」

「ずれて折れてる!?・・・(頭真っ白)

・・・じゃあ手術ですか?」

先生「はい。でも、この時間、この時期(12月30日)ということもあり、手術の日程は明日の朝に担当医からお伝えします。」

「・・・手術すれば、もとに戻るんですよね?」

先生「手術しても足を引きずる状態、杖をついて歩くことになるかも知れません。ただの骨折ではなく、足首関節が外れているので、元通りになるのは難しいです。」

「え?・・・そんな。。(こんなシーン、ドラマや漫画でしかみたことないぞ、、)」

 

 

廊下のカーテンで仕切られた簡易ベッドで、朝を待つことに。

 

・・・

ここでようやくことの重大さに気づく。

え?仕事はどうする?

子供、家族はどうする?

ってか、まともに歩けなくなるって、、俺の今後の人生どうする?

突然の宣告に思考回路がパニック。

 

 

・・・

トイレに行きたい、、

 

ふとカーテンの隙間を覗くと、向こう側にトイレマークを発見!

よいしょと上体を起こし、カーテンを開けると、看護師がダッシュできて、

看護師「どうしました?痛みます?」

「いやトイレに行きたくて、、そこにあるので、、」

看護師「ふー。トイレですか。。大きい方?」

「いや小さい方です。」

看護師「ちょっと待っててくださいね。」

「はい。」(車椅子かな。。松葉杖かな。。)

 

看護師「はい。おまたせ。」(尿瓶を渡される)

「いやいやいやいや。そこにトイレあるじゃないですか?片足飛びでいけますって!大丈夫ですって!せめて、松葉杖で。。」

看護師「だめに決まってるでしょ!万が一倒れたらどうするんですか!松葉杖も使ったことないでしょ!コレにしてください!終わったら呼んでください。」(カーテンを閉められる)

 

まじか、、

 

カーテンの向こうには看護師の影が、、

 

もぉやるっきゃない。

 

・・・

めちゃめちゃしたいのに、なかなかでない。

横になって小をする文化がない!

 

・・・頑張ること数分。。

 

サー

看護師「出ました?」

 

「出ないっす」

看護師「出たら呼んでくださいね。」

サー

 

さらに数分、、

 

・・

ふぅ。

 

 

 

 

ようやく、朝に。

担当医の挨拶とともに突然告げられる、

「今日、一回手術します。」

 

「今日?・・・いや1回って?」

担当医「関節がずれてしまっているので、このままズレが進行しないように、一旦固定する手術をします。」

「本手術はいつですか?」

担当医「いま足首がパンパンに腫れているので、この状態では手術できません。この腫れが引いてから本手術の日程を調整します。」

 

 

・・・

そして数時間後、手術室へ。

 

「手術室って本当に音楽かかってるんですね。クラシックかと思ってましたが、邦楽なんすね。」

看護師「ははは。この曲知ってます?」

「えぇ。」

 

担当医「下半身麻酔でいきます。意識はありますので、痛かったら言ってください。」

背中に注射を打たれる。

くっそ痛い。いままでの注射の中で一番痛い。

 

20〜30分して、

担当医「気持ち悪くないですか?大丈夫ですか?」

 

「・・・いっそこのまま殺してください。」

 

というのも、

下半身素っ裸で、大の大人(女性含む)が4人ほど私の下半身部分に立っていて、

しかも自分からは胸の前のミニカーテンで、下半身は見えないという、かつて味わったことのない辱めプレイ。

 

看護師担当医(私の言っている意味に気づき、爆笑)

 

担当医「大丈夫です。私達は慣れてますから。」

「いや、私は初めてです。」

担当医「じゃあ始めますね。」

 

・・・

全く何も感じない。

麻酔ってすごいなぁ。

 

そして、

看護師と担当医のかたの会話と心地よい音楽とで、、

寝落ち。(そりゃ一睡もしてない上に、足の痛さも忘れたらこうなりますわ。)

 

・・・

そして、目覚め。

パチクリ。

 

足がくっそいてーーーやんけ!!!

 

看護師「先生ー。目覚めましたー。」

担当医「無事に手術は終わりました。部屋に戻って安静にしていてください。」

 

ん?足がこんなことに。。

 

足にすごいのが付いてんすけど!!

しかも、尿管ももれなく付けられていて、自分のものを直視できない。

な、なんじゃこりゃーーー!

ちょっと固定するだけの手術かとなめきっていました。。

 

うぅ。(手術しても足を引きずる状態、杖をついて歩くことになるかも知れません。)はガチだな。

と痛感。

 

 

Part.2へ続く。

【一寸先は闇:part.2】右足首関節ずれて折れた体験記【入院篇】


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