先日、我が家の「食器洗い乾燥機」が、動かなくなりました。
(2010年購入当時、10万円。。)
主に「乾燥」でしか使ってなかったのですが、
スタートボタンを押した後、
なんか、「カチ、カチ、カチ、」と聞いたことがない音を出しながら、
5秒ぐらいすると、
「ピーーーーーーーーー」
と、警告音が鳴り、、運転ストップ。
そうそう。こういう時は、斜め45度から・・うらぁ!
というのは昔の話で、最近の精密機器は、丁寧に丁寧に扱わなければなりません。
ネジまで外して、奥までキレイにキレイに中を掃除して、、
どれ。
(カチカチカチカチ)
「ピーーーーーーーーー」
・・
実は、昨年もまったく同じ現象で修理をしておりまして、
その際は「基盤がおかしい。」ということで、基盤交換で、
修理金額は、2万ちょっと。
食器を並べて、置いておくだけで乾燥してくれる食器乾燥機能に慣れてしまうと、
お皿を1枚1枚拭き取る。という文化には戻れません。
なので、
今回も電気屋さんに来てもらい、見てもらいましたが、、
電話でメーカーさんといろいろやりとりした結果、
またしても、「基盤がおかしい。」とのこと。
・・・さすがに、
私「昨年も2万で基盤を交換していて、
また今年も2万かけて同じ部品を交換するっていうのは、あり得ないですわ。」
と。
電気屋さん「この機種の2010年モデル(我が家のモデル)は、故障率が高くて、結構クレームが来てるんですよ。。」
私「、、あたりが悪かったと?
・・・まぁ、電気屋さんを攻めてもしょうがないですが、
いっそ火でも吹いてくれるリコールのほうがメーカーも無償対応してくれるんですけどね。。
修理するかどうかは考えます。有難うございました。」
ということで、お引取り頂きました。
・・・
すべてがコンピュータ制御しているから、基盤に不具合が出ると、
乾燥(温風送る)だけの機能すらストップしてしまう、現実。
安全を考慮すれば、致し方ないのでしょうが、、
(特に水回りは漏電とかしようものなら、、危険ですし、、)
なんか、昔に
映りが悪くなったブラウン管テレビをどついて、視聴していた頃を懐かしんでしまいました。
今や、
液晶テレビなんか10万も出すと、それなりのサイズのものが購入できますし、
冷蔵庫なんかも20万も出すと、かなりの大容量です。
(昔は30万〜50万ぐらい出さないと、、)
さらにスリム化・省電力化も進み、場所も取らず、電気代もかからなくなってきました。
エアコンなんかは、昔のエアコンを大事に使うよりも、普通に最新のものに買い替えたほうが、下がった電気代で買い替えたもとをとれてしまうほど進化しています。
一方で、製品価格も下がったため、修理で購入金額の半分・3分の1かかるぐらいなら、
「新しいのを購入したほうがマシ!」
という時代になってしまいました。
エコってなんだ・・?
「エコ」=「地球にやさしい」
という私のイメージですが、
電気を1/3しか使わなくなった代わりに、一方で産業廃棄物が溢れてるのではないかと!
省電力化の技術と、安く作る技術と、
安く修理でき、長く使える技術を並行して進化させてこそ、、
初めてエコなのではないかと。感じた次第です。
↓このショートアニメを思い出してしまいました。
MAN from Steve Cutts on Vimeo.
***追記***
結局、新しく買いました。乾燥機能のみの食器乾燥器。
Panasonic 食器乾燥器 ステンレス FD-S35T3-X
10,440円也
・・・こちら8年前(2007年)のモデルらしいのですが、、
メーカーさん、食器洗い乾燥機 の方に力入れて、乾燥オンリーの機器の進歩は止まってるようですな。。
まぁ、、今はキッチン組み込みタイプが主流だし。。致し方ないですか。
コメントを残す