いま、
求人が非常に増えてきています。
高校生ドラフト(高校卒業して働く方への求人)も、3年前と比べると3倍になっているとか。(クライアント様談)
(100社だったのが300社も来ているとか)
一方で、
転職希望者も非常に多く、「よりよい条件・待遇」の会社への転職も盛んで、マイ◯ビなんかは非常に賑わっているよう。(クライアント様談)
高校生ドラフトを学校に出している会社は、
「5人ぐらい雇って、、3年後に1,2人残ればいいかな。」
と言っていますし、
転職サイトへ求人を出している会社は、
「学歴や職歴が優れた人材が、びっくりするぐらい、たくさんいる。」
と言っています。
・・・
終身雇用という 神話 時代があったとは思えないな。。
そもそも終身雇用自体、
年功序列制度(年を取っていけば、階級・給料が上がっていく)があって、成り立っていたものなので、
成果主義制度になってきた現代では、崩壊するのも必然ですが。
1.私見ですが、いま求人が増えているのは、
◉ バブル世代(現在の50代〜60代)の定年による社員減
◉ バブル崩壊後の就職氷河期時代(現在の30代後半〜40代前半)の社員の手薄さ
◉ 現在の若手(20代)の離職率の高さ
で、会社に人がいなくなってきていることが、大きな要因ではないかと。
2.そして、現在の新卒者の企業選びの条件は、
楽しく働きたい 32.2%
個人の生活と仕事を両立させたい 24.1%
人のためになる仕事をしたい 16.3%
自分の夢のために働きたい 11.8%
プライドのもてる仕事をしたい 6.2%
社会に貢献したい 5.7%
収入さえあればよい 2.6%
出世したい 1.0%
(「楽しく働きたい」、「個人の生活と仕事を両立させたい」の2項目で、56%を占めます。)
・楽しく働きたい → パワハラ・セクハラをする人がいるような会社は論外。ある程度フラットな会社へ。
・ 個人の生活と仕事を両立させたい → 給与・年収よりも休み、勤務時間を優先。
3.転職希望者の希望条件は
給与や福利厚生が良い 65.0%
休日や残業時間などの待遇が良い 51.8%
職場の人間関係が良い 49.0%
仕事内容が魅力的 45.3%
会社に将来性・安定性がある 41.5%
※複数回答可
2014年 仕事に関する意識調査 マイナビより
・給与や福利厚生が良い → 給与に不満
・休日や残業時間などの待遇が良い → 勤労時間に不満
・職場の人間関係が良い → 人間関係に不満
まとめ
新卒者は「プライベート優先」
転職者は「お金のために働く」
が、大半といったところでしょうか。
この結果を見ると、将来は、
「大企業が人材を育てて → 中小企業がその転職者を採用 → 大企業へ転職 → 中小企業へ転職・・・」
という流れになる気がします。
また、上記のサイクルに入れなかった会社、
給与が安く、休みが少なく、パワハラ・セクハラ社員がいる会社は、人がいなくなる。。
上記のサイクルに入れなかった雇用者、
なんらかのスキルを身につけられなかった、育たなかった雇用者は、採用してくれる会社がなくなる。。
といったことが、起きる気がします。(もぉ起きている?!)
・・・
この流れを見て思うのですが、
派遣の需要が益々増える気がします、、
派遣会社にピンはねされるぐらいなら、、
もぉ、みんな個人事業主(または代表)になればいいんじゃないかと。
個人が集まって「仕事をするチーム」を編成するスタイルになれば、
休みもある程度自由で、お金が欲しければ、時間を削って、休みをなくして働く。
全て自己責任
・・・
「自分の給与を自分で稼ぐ」究極の成果主義なので、、新卒はノースキルなのにどうするのさ!?とか問題もありますが。。
ちなみに、
マイナビの急成長(過去5年間登録者数は120%増を続ける)を見ると分かるように、
「会社探しは、ネットから」の傾向が、年々増加しています。
会社の事業内容を知るには、会社ホームページを見るのが最も手っ取り早いからです。
ホームページが、、古かったり、イマイチだったら、、
優秀な就職希望者を取りこぼしていると言っても過言ではないかと。
コメントを残す