開業して1年と1ヶ月。
遂に、、人を雇用!
・・・って、リスクが高すぎるな。と。
サラリーマン時代、
もちろん売上・粗利は意識して働いていましたが、、
といっても、雇われ者(サラリーマン)。
会社へ行っていれば、一定の給料は保証されていました。
頑張って、営業成績がいいっていうのも、
雇用主に対する、給料を上げてもらうためのアピール材料でしかありませんでした。
会社が倒産する理由は、利益が対経費で赤字で、資金が底をつく。
そして、金融機関もお金を貸してくれない。
という状態。
何かしらの理由で、会社にお金が足りなくなる。
→社員にお給料が払えなくなる。。
→社員を削減すると仕事が回らなくなってしまう。。
→倒産
するのであって、
人を雇うということは、固定経費がかさむという恐ろしいリスクを背負うことになります。
「会社が黒字化するまで無償で働き続けます!」
っていう社員で構成されていない会社でない限り。。
といっても、
健康保険と年金は、毎月強制的に取られていきますので、
実質、社員の給与ゼロ円でも、利益ゼロ円なら、、以下略
ただ、代表取締役は、
「会社が黒字化するまで無償で働き続けます!」
っていうのが、ありな職種、、役職です。
そう、、この未来が見えない現代社会、、
みんな代表取締役になればいいんだよ。
という、私の持論に賛同してくださる方が現れました!!
私は、彼に正直に話をしました。。
「雇用はしたい。人がいれば、やりたいこともたくさんある。
が、、
あなたの給料を払うために、倒産するわけにはいかない。
まだ、開業1年で安定しているとは、胸を張っては言えない仕事のやりくりです。
かといって、いま私が一人で出している利益から、あなたの給料を払うつもりもない。」
と。。
さらに、
「ぶっちゃけ、
自分の欲しい給料 + 会社負担の保険・年金 + 経費
を稼いで来てくれるなら、雇用するのには、なんの問題もない。
・・・でも、
そうする自信があるなら、自分で会社を起業したほうが、よっぽどいいと思う。」
・・・
まぁ、通常、こんな話、、のってこないでしょう。。
が、、
彼は、賛同して話にのってきました!
彼は、会社を作ることになりました。
(個人事業主でいいんじゃない?といったのですが、営業していくうえで、法人化しておいたほうが信用があるというのと、厚生年金から外れたくないという理由で。。)
もちろん設立のお手伝いはフルサポートしています。
本ブログの過去記事を参考に、、
6−1.株式会社設立(法人登記)に必要な書類を作ろう。(無料で簡単に)
6−2.株式会社設立(法人登記)に必要な書類を確認しよう。電子定款を利用しよう。
会社名、ハンコ、名刺、登記書類、信用できる税理士、、(かかる経費は自費)
また、彼の起業のための初期投資や固定経費を極力少なくするために、
私の事務所スペースも、プリンタも、インターネットも、、自由に無料で使っていただきます。
そして、
取ってきた仕事もフルサポートしますし、実績もシェアします。
そこらの、、
販売パートナー募集=うちの会社のために働け!
売れたら売上の10%ぐらいは、やるわ。
パートナー費は月々●万円な。
といった、自分だけが都合のいい形態とは異なります。
私は、彼がサクッと黒字化して、その利益から私に外注費を支払ってもらえれば、雇用している形態と何ら変わらないと考えています。
別の方にこの話をすると、、条件が良すぎる。。「いい人倒産」しそう。とか、自分の経費達成して仕事しなくなったらどうするの?とか言われましたが、、
私としては、「雇用 = 給与(固定経費)」のリスクを回避しているという点を考えれば、、
彼の仕事をフルサポートすることなんて、リスクに入りませんし、
パートナーとして起業する覚悟のある方が、サポートする私を裏切るとは思いません。
当たり前ですが、代表取締役同士なので立場は対等ですし、
彼の仕事のやり方や勤務時間も一切口出しは、しません。
さて、、
「これからの、未来のビジネススタイル(になるだろう。と勝手に私が思っているやり方。)」
会社組織ではなく、ビジネスパートナーとのプロジェクトチーム制
が、今後どうなっていくか、、
私自身、楽しみです!
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