昨年の8月12日に登記をして、、約1年。
本日(7月31日)が、1期目終了の日。
・・・
期末ってなんか、決算書作ったりとかいろいろ大変なんじゃないの!?
ナニしていいか、全然わからないんだけど。
ということで、、昨日、
年末調整をお手伝いいただいたHさんに電話を。
私「お久しぶりです。
・・・うち、明日で期末なんですけど、なにすればいいですか?」
Hさん「えっ???
あーー、、
・・・明日、昼から御社行きますわ。。」
ということで、お忙しい中ご来社いただきました。
Hさん「取り敢えず、、
試算表出してもらえます?」
私「損益計算書?貸借対照表?」
Hさん「両方出して下さい。」
当社、会計ソフトは「freee」を利用しているのですが、
毎度の会計処理は、、
まぁ簿記3級の私の中途半端な知識で、、科目登録してきたわけですが。
・・・
Hさん「うーーーん。。
80点!
凄いですね。
1期目からこんなにちゃんと処理できる方、あんまりいないですよー」
私「ありがとうございます!(満面の笑み)
・・・といっても、会計ソフトの「freee」が便利すぎるんですけどね。。
ネットバンクと連動してるから、入りと出の金額を消し込みして行くだけですし。」
Hさん「じゃあ、、まず、、
決算は、期末から2ヶ月以内に申告しないといけないんです。
今回の場合は、9月末日までですね。
それまでに、今月の支払いの登録や、経費の漏れ、科目のチェックをしないといけないです。
じゃあ、、科目のチェックだけ今日やっちゃいますか。」
私「お願いします!」
Hさん「それでは、、
創立費、創業費の品目を見せてください。
(創立費:会社の印鑑・定款認証・印紙・敷金/初月賃料・・・)
(創業費:机、椅子、プリンタ、ソフト・・・)
ふんふん。
これを、
会社の印鑑、机、ソフトなど・・・消耗品費
定款認証、電子定款、ドメイン取得など・・・雑費
登記用印紙など・・・租税公課
敷金・・・敷金
初月賃料、駐車場・・・事務所家賃
にしてください。」
私「えっ!?創立費と創業費の品目なくしちゃうんですか?」
Hさん「単発10万以上の資産もないですし、
なにより今期、処理しても赤字にならないので、処理しちゃいましょう。
ボーダーさんのような事業は、初期投資が少ない事業なので、
1期目で精算できるのが、理想なんですよ。
あと、敷金は戻ってくるお金なので、経費ではないんですよ。」
Hさん「次に、
・・・仕入高と外注費って、どう考えてます?」
私「しょ、、商品を仕入れて売る時が、仕入高。
作業を人にお願いする時が、、外注費。」
Hさん「・・・間違いではないのですが、このソフトの場合、外注費が売上原価に入ってきてないんですよ。
だから、、利益率・・ホラ。(損益計算書見せながら)」
私「・・・たかっ!」
Hさん「項目いじって、売上原価に外注費の項目作れます?」
私「・・・面倒なので、外注費の項目を仕入高の項目に一括変更します。」
Hさん「じゃあ、今後は、売上に必要な支出は仕入高で計上して下さい。」
私「ん?じゃあ旅費交通費とかは?」
Hさん「売上の原価に入れて計算しているものは、全て仕入高で計上して下さい。
JR代も宿泊費も請求できるのであれば、仕入高にあげるべきですね。」
私「あぁ、、移動交通費を見込んだ売上もあるなぁ。。じゃあ直します。」
Hさん「科目は別に移動交通費のままでも、外注費のままでも問題ないのですが、
より正確な利益率を把握しておくことが今後、経営の視点で大切です。
この利益率をみて、経営判断もできるようになりますしね。」
私「なるほど、、
ただ申告の書類を作るだけじゃなくて、期末は経営状態を確認する上で必要なんですね!」
Hさん「ところで、、来期の役員報酬(給与)どうします?
1年目は開業にお金がかかるから低めにしているのは、さすがですが。
来年もこの調子だと、来期は利益が開業費分プラスされてでますよ?」
私「・・・来期もこの給与のままにしておこうかなと。
まぁ、売上が見えないということもありますが、、会社にお金を残したいんすよねー。」
Hさん「素晴らしい!
そうなんですよ。個人の所得を増やすよりも、会社にお金を残したほうが、税率上お得なんですよ。
なにより、資金は会社の体力ですからね!
仮に、将来的に
1000万の仕事があるけど、、700万の支払いが必要。
という商談があったときに、支払えるお金がないと好機を逃しちゃう場合も、実際にありますからね。
理想は、、資本金の3倍ぐらいのキャッシュを会社に蓄えてから、、個人の所得を増やすのがオススメです。」
私「・・・頑張ります!」
ということで、、
今日は一旦、終了。
続く、、
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