先日、私の社会人経験で「やらかしたTOP5」に入るであろう、痛恨のミスを犯してしまいました。
寝床に入っても、なかなか眠ることもできず、、睡眠不足の日々。
食欲もなく、、タバコの本数ばかり増える、、日中。。
「時間がなかった。。」
「ここまで気付かなかったのは、私だけのせいではない。。」
「いや、以前から、、」
と、
誰か・何かのせいにしてしまっても、なにも解決しません。
素直に、、失敗を受け入れ、「すべて自分の責任だ」と。。
「私が隅々まで、よく確認していれば、、」
「私がもっと顧客との確認作業を重視していれば、、」
「私が、、」
と、いったんネガティブのどん底まで自分を追い込み、
もぉ、こんな気持になるの嫌だろ?もぉ二度と、同様のミスを犯すなよ?
と、自分で学習するしかありません。
この思考回路へ持っていくための、失敗経験は十分してきました。
「失敗は成功の母」
という諺は、
失敗は、自分を育てる or 成功を生むための 必要なエッセンスであるという意味だと思ってます。
誰もが、「失敗はしたくない。」と思っていますが、、
順調にうまくいくことのほうが少ないのが現実。
では、私の(もぉ時効と思われる)失敗事例をご紹介。
●見積の金額が、、一桁足りなかった。。事件
・・・社会人2年目ぐらいの時ですが、公共の物資調達の入札案件の見積でやらかしてしまいました。
本来30万ぐらいになる見積を3万でだしてしまい、、もちろん余裕で落札。
仕入れ案件で、入札ということもあり、薄い利益しか乗せていなかったため、、会社に大きな損害を。。
(見積金額の桁がもう1つ、2つ違っていたらと思うと、今でもぞっとします。。)
民間案件なら、、「申し訳ございません。間違っておりました!」で、通じるかもしれませんが、
公共案件は、、その金額でやらざる負えない厳しさを学びました。。
→ 見積書づくりは、何度も何度も金額の桁数を確認する習慣がつきました。
●自分から指定した約束の時間に行けず、お客さま大激怒。。事件
・・・こちらも社会人3年目ぐらいですが、
夜にしか時間が取れない新規のお客さまで、無理やり深夜に時間を作ってもらったにも関わらず、
約束の時間に、上司に怒られていて、気が付くと約束の時間を30分もオーバー。。
慌てて、電話するも・・・出てもらえない。。
翌朝、謝罪に行くと、、もちろんご立腹モード。
「ウチが規模が小さい会社と思って、なめてるだろ!帰れ!二度と顔見せるな!」
謝罪 and 謝罪。。
なんとか、仕事は白紙にならず継続していただけましたが、、
私に対する不信感は払拭できていなかったなと。
信頼はゼロからつくり上げるよりも、一旦落とした信頼を回復するほうが時間がかかることを学びました。
→今は、スケジュールはすべてiPhoneに入れて、アラームが鳴るようにしています。
●お客さまから預かった大量の書類をシュレッド。。事件
・・・自分で仕事をそこそここなせるようになり、調子に乗ってる社会人4年目ぐらいですが、
個人情報、、ではなかったのですが、まぁ企業情報をどっさりと入力業務ということで、お預かりしておりまして、、
業務終了から半年以上経過しており、、
「ん?この書類・・・もぅ必要ないな。個人情報じゃないけど、、持ってるの気持ち悪いし。。お客さまもコピーとってるだろ。」
と、もの凄い勝手な自己判断のもと、シュレッダーで木っ端微塵に。。
・・こういうことをした時に限って、その3日後ぐらいに
「書類を返却してもらいたいのですが。」と。お客さまからお電話が。。
今でも青ざめた瞬間が思い出せます。
自分のものではないものの処理に、自己判断ほど危険なものはないな。ということを学びました。
→書類をお預かりするときは、返却が必要かどうかを、受け渡しの際に確認する習慣がつきました。
本田宗一郎氏がこんなことを言っておられますが、、
失敗もせず問題を解決した人と、
十回失敗した人の時間が同じなら、
十回失敗した人をとる。同じ時間なら、
失敗した方が苦しんでいる。それが知らずして根性になり、
人生の飛躍の土台になる。
「失敗から学ぶ」ということが大前提なら、
”誰かの”・”何かの”せいにするような思考回路ではダメだな。と。。
まとめ
間接的な失敗も、自分の失敗と考えるようにすることで、結果的に信頼を得る。
結局、自分も他人も同じと思っているのですが、
「いや、、仕入先がー」なんて言い訳されると、
「うちは御社に、仕事を出してるのですが!」と思ってしまいます。
「いや、うちの○○が勝手にー」なんて言い訳されると、
「その人を管理するのは、誰の仕事ですか?!」と思ってしまいます。
気持よく、
「私の責任です。申し訳ございません。二度と同様のことが起きないように改善します。」
と言ってくれる方のほうが、信頼できるのは、私だけではないはず。
「失敗は成功の母」か、、
でも失敗したくないですよね。なんせ、、苦しいですから。。
なので、「1つの失敗から、多くのことを学ばねば。」と考えさせられた次第です。
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