コンサルの先生に聞く、コンサルタントの考え方。
株式会社設立のまとめ

コンサルの先生に聞く、コンサルタントの考え方。

更新日:2019年10月29日

当社に懇意にしてくださっている、東京のコンサルタントの方とお茶する機会があったので、これからの企業のあり方について、質問してみました。

(コンサルタント嫌いな私ですが、この方は、全国の企業・公的機関からお声がかかる方で、個人的にも尊敬している方。)

大変参考になるお話だったので、忘れないうちにカキコ。

 

 

先生「現在は、供給過多の時代。というのも、人口は減っているのに、企業は比例して減っていない。だから、サービスが溢れて、消費者が選択する時代になっている。」

 

先生「企業はというと、消費者に選ばられるために、値段を安くして・・・

って、この考えじゃあ立ち行かなくなるよね。だって、価格勝負をしかけたら大手に勝てないもん。まぁでも、今は大手も「効率効率」と言って、非効率なことをしているところもあるから、この先はわからないけどね。」

 

先生「ちょっと前までは、どの企業も3カ年計画、5カ年計画とか言ってたときがあったけど、もぉ今はそういう時代じゃないよね。『いま』が一番大事。いま消費者に選ばれない企業が、3年後、5年後に選ばれるわけがない。供給過多がもっともっと進んでいくんだから。」

 

先生「私は、コンサルタントだから、現状をヒアリングして「こうしたほうがいい。」っていうのは、コンサルに呼ばれた企業には言うけど、結局それをやるかやらないかを決めるのは、その会社だからね。改革って言うと響きはいいけど、実は小さなことの変革の積み上げが改革なんだよね。でもその小さな変化をもたらすことが難しい。」

 

「なるほど。たしかに大きなロスは誰でも気づくから、コンサルタントじゃなくてもいいですよね。当たり前になっている小さなロスにメスを入れることがコンサルタントの仕事かぁ。。勉強になります。」

 

先生「そう。本当に小さなことの積み上げなんだよね。小さなロスを無視する企業は、赤字から抜け出せないよね。ロスが減ったことで、全社員の給料をUPできた企業なんかもあるんだよ。

でも、大変。小さな変化を起こすのは。

大きな責任を伴わないから。反対勢力が強いんだよね。社長も小さなことだから、反対勢力に強く言えないし。

極端な話をすると、料理のお皿を2000円で仕入れたいた会社に、ニ●リの500円の皿でいいんじゃない?って言うと、いや、ニ●リの皿は重くてダメです。今までのじゃないとダメです。とか言うんだよ。じゃあその微妙な重さの違いで、お客さんからクレームが来るのか?っていうところなんですよ。その浮いた経費で、社員の給料を上げてモチベーションアップを図るのもいいし、温かくて美味しい料理を提供することに注力してもいい。そっちのほうが結果プラスに働くんだけど、、まぁ難しいよね。本当に小さな変革を起こすのにでも何年ってかかりますから。でも私が言ったことが、社長の頭に残っているから、数年後にでも結果が出るんだけどね。」

 

先生「売上を伸ばす考え方としては、さっきも言ったけど、まず消費者に選ばれないとダメだよね。選ばれるためにどうするかを考えないと。接客業とかだと、データで傾向をみるんじゃなくて、顧客一人一人にいかに親身になれるかが、いいサービスの提供につながるしね。」

 

 

 

ぐうの音も出ないほどの。正論。

私も、こういう視点で物事を考えれるように精進しないと。。


スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)