営業してたら、交渉力・交渉術がついてた。。
株式会社設立のまとめ

営業してたら、交渉力・交渉術がついてた。。

更新日:2015年10月05日

言わずもがな、営業は会社組織の最前線ですので、最もお客さんと接する機会が多い職種です。

 

最前線にいるため、

仕事が取れた時は、目の前にお花畑が広がり、チョウチョを追いかけたくなりますが、

トラブった時は、目の前に三途の川が見え、川の向こう岸に荒れ狂った鬼が見えます。

 

「俺のミスじゃないのに、、な、なんで。。」

ってなことが、日常茶飯事な営業の方も多いかと。

 

 

客先に謝罪に行くにも、子どものお使いではないので、ただ頭を下げに行くだけでは、、

 

会社として、営業担当として、「誠意」

ってやつを、客先に伝えてくることも営業のミッションの一つです。

 

トラブルから逃げずに「誠意」を客先に伝え、

トラブル以降も仕事を繋いできた方・客先との関係を維持してきた方は、、

おそらくもの凄い交渉力を身に着けているはずです。

 


 

私事ですが、

つい先日、、トラブルに巻き込まれました。

 

その時の自分の思考回路が、

客先との交渉時と、同じ思考回路が働いたので、分析をっと。

 

<<ページ内大見出し>>

交渉術1.三途の川を渡る前に(交渉前に)、自分で落としどころを決める。

交渉術2.イイワケはあと、まず謝る。

交渉術3.事前シミュレーション

 

交渉術1.三途の川を渡る前に(交渉前に)、自分で落としどころを決める。

 

なにも考えずに、フラフラと三途の川を渡っては、荒れ狂う鬼に金棒でフルスイングされて●されるだけです。

まず、話し合うことによる落とし所(結果)を決めましょう。

この結果は、2パターン用意しましょう。

(※決裂上等!の場合は、ノープランで気の赴くままでいいですが。)

 

まず、「最高の結果」・・・言わずもがな。

 

そして、

「一歩妥協の結果」

これは、トラブルの度合いではなく、、相手によるからです。

 

経験上、

「コトの核心に触れない」相手だと、「最高の結果」へ導くことが困難だからです。

特に、感情面でしか話をしない方や、自分の非は一切認めない方だと、話になりません。

話がループするだけで、「最高の結果」へはなかなかたどり着けません。。

 

「最高の結果しか望まない!」どれだけ時間を掛けてでもという方もいらっしゃいますが、

 

・・・私的には、、

時間の無駄です。

それに対して悩む時間も、暖簾に腕押しな時間も、、無駄です。

 

「一歩妥協の結果」で、大丈夫です。

> 感情面が先走る方や、自分の非は一切認めない方

が、できる人のわけがないからです。

だから、長い目で見ると、それほど害がないんです。

 

 

 

交渉術2.イイワケはあと、まず謝る。

冒頭でも書きましたが、まずこちらが伝えなければいけないのは、

誠意」です。

 

えぇ。

言いたいことはたくさんあるでしょうし、

むしろ向こうの勘違いで、謝る必要すらないこともあるでしょう。

 

が、先ず謝ってしまいましょう。

 

頭を下げたら負け。

みたいな、先入観がある方が結構いらっしゃいますが、、

 

いいんです。

だって、向こうは、先ずその言葉を聞きたいからです。

 

なので、言っちゃえばいいんです。

開口一番に「すいません。」って。

 

で、それから、その後の話ができる空気になります。

 

私もそうですが、、自分に落ち度があるのに、

「イイワケから始まる」方は、ムカつきが倍増しますし、

「すいません。」を言わない人と話しをしていると、その人を信用できなくなります。

 

私が好きな社長さんは、どんな些細なことでも、年商も数倍違う、倍ぐらい年の離れた小僧の私に「ごめんのぉー」と、言ってきます。

(経験上、大概サラリーマンから出世した管理職の方は、頭を下げたがらない方が多いです。(社長は、頭を下げて会社を作ってきたのに、、)

 

たった一言で、コミュニケーションが円滑になり、早期に終わるんです。

この一言で、貴重な自分の時間を買ったと思えば、なんてことはありません。

(「ふっ。俺って大人だな。。」って自己陶酔しましょう。)

 

 

 

交渉術3.事前シミュレーション

落ち着いて考えれば、大体、言われることは先に想像できるはずです。

「どうしてこうなった?」

「こうしたほうが良かったんじゃないのか?」

「これからどうするんだ?」

 

まぁ、、こんなもんです。

このシミュレーションをいくつかしておけば、なにも恐れることはありません。

 

例:

「今回は、誠に申し訳ございませんでした。」

 

荒れ狂う鬼「どうしてこうなった?」

→「私の責任です。私が○○○○。

自分が悪くなくても、無理やり自分のせいにしちゃいましょう。男が上がります。

これがサラッと言えるようになると、あなたはかなりの交渉上手になっているはずです。

 

荒れ狂う鬼「こうしたほうが良かったんじゃないのか?」

→「それは、結果論です。仮にそうしていたら、○○していたでしょう。

 

荒れ狂う鬼「これからどうするんだ?」

→「(最高の結果へ導くための説得論を展開)

 

 

ってな感じでしょうか。

もちろん、イレギュラーはたくさんあります。。

一時的に向こうが感情的になっている場合は、疲れるのを冷めるのをじっと待たないといけないですし、

その切り口があったか。。と、シミュレーションとかけ離れた攻め方をしてくる方もいます。

その場合、取り敢えず、こちらは決して感情的にならず、誠意を伝えることに注力しましょう。

 

一番やっかいなのは、ネチネチと核心に触れない方ですが、、この場合は一歩妥協の終わりを目指すのが良いかと。

 

 

 


 

まとめ

交渉力・交渉術といっても、、提案と同じで、事前準備(シミュレーション)が最も重要です。

そして、必ず「落としどころ(結論)」を持って望みましょう。

話し合う際は、まず最初に会話が成り立つ環境を自分で整備する必要があります。

 

 

「落としどころ」を決めると、自ずと思考回路がそういう風に働き始めます。

「めんどくせーなー。なるよういなるだろー。」っていうのは、最悪の結末を迎える可能性が高いです。(体験談)

 

会話が成り立つ環境を自分で整備すると、その場の空気はあなたが作り上げたものなので、最早あなた主体になっていると思ってもいいでしょう。

 

皆さまの交渉が上手くいきますように。

 

 


スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)