ここ最近、、ネットニュースを騒がしている「メルカリ」
「現金が売っていたよ。」
「領収書が売っていたよ。」
「陽性反応の妊娠検査薬が売っていたよ。」
「Playstation4かと思って買ったら、商品写真が送られてきたよ。」
：
こいつら、、詐欺のプロかと。
念のため、なにが問題かを私の理解で説明しますと。
現金の販売
4万円の現金が、4万7千円とかで販売されていました。
・・一見意味がわかりませんが、
現金が手元にいま必要な人が、購入するようです。
クレジットカードで決済すれば、クレジットカードの引き落としは、翌月または翌々月になりますから、、
前借りみたいなもんですね。
7千円分多く払ってでも、いま手元に現金4万円欲しい人が購入するという、、
金利20％近い金額での取引、、闇金に近い考え方ですな。
メルカリで現金取引の取締りが行われた際には、
一万円札を折紙にして「金魚オブジェ」として販売など、
もはや、「その頭の回転を他のことに使えよ。」と言いたくなるほど、あの手この手を駆使しています。
領収書の販売
会社役員や個人事業主なんかは、領収書があれば経費扱いにできちゃいます。
領収書あたかも自分が使用したように会社へ請求して、自分の現金にすることができます。
会社役員・会社員の方が
「接待費なんすよー」
「書籍購入費なんすよー」
と使用すれば、、業務上横領。
個人事業主の方や会社ぐるみでも、、脱税。
（経費での現金化は、立替払い扱いとなるため、そのまま領収書の金額が渡されます。
本来、会社の利益として計上する金額を、経費として支出されると、会社が支払うべき税金を減らすことができちゃいます。）
いや、、領収書ですよ。
一般のサラリーマンや主婦にとっては紙っぴらですよ。
これを売るという発想。。恐るべしです。
陽性反応の妊娠検査薬の販売
コレを持って、結婚を迫ったり、
コレを持って、中絶費用を迫ったり、
：
どう考えても、使いみちが上記ぐらいしか見当たらない、特に悪質な部類ですね。
販売する人もそうですが、購入する人も悪意の塊という恐ろしい販売物です。
しかも、これを買うのが女性と考えると、、私の中で一番闇が深い販売商品です。
PlayStation4の写真販売
これはちょっと稚拙ですが、、舐めてますね。
商品の写真を販売してるんです。
という、ふざけた輩の、、詐欺商法です。
過去、ヤフオクでもPlayStationの箱だけが送られてきたとかいうネットニュースもありましたが、同様の部類です。
【思ったこと】
私も勉強 兼 興味本位で「メルカリ」インストールしましたが、、
これ、、すごく簡単に出品できるんですね。
写真撮って、商品情報入力して、あとは、カテゴリや送料なんかは選択式なので、サクッと出品できちゃいます。
さらに、よく出来てるなと思うサービスが、
購入希望者とのやり取りや、宅配もヤマトと提携しているので、安くスムーズに行える。
といった本当によくできた素晴らしいサービスです。
が、、
素晴らしく簡単なサービスだけに、
上記のような詐欺の巣窟になってしまっていて、いたちごっこ的になってきていることが心配です。
出品ハードルが低く、
出品者 ＝ みんな善人 という仮定が、この場合問題ではないかな。と。
個人的には、GoogleのAndoroidアプリと状況が被ります。
Andoroidアプリも、誰でも公開できてしまうため、ウイルスが仕込まれたアプリも多々存在する市場になってしまいました。
一方、iPhoneは、アプリ公開の審査が非常に厳しく、その代わり悪意のあるアプリはほとんど存在しない市場になっています。
メルカリもAndoroidも、被害が出てからの対応となっているのが、個人的にはあまり好きではありません。
最初の被害者が自分かもしれないと思うと、怖くて利用できません。
また、被害に合わないように、レビューが多い人・信頼できる企業からの出品物にだけ手を出す用になってくると、結局、後発の正しいビジネスの新規参入組みは苦しい状況になってきます。
ビジネス的に考えると、
後からのリスクは後から考えることにして、まずは爆発的に利用者を増やして、売上をあげよう！
という考えだと思うのですが、
「出品者には少々ストレスがあるかもしれないが、安全でしっかりとしたサービスを提供していく」というAppleの姿勢と、どっちがいいんでしょうね。。
と、考えさせられた次第です。
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