突然右眼の視界が正常に見えなくなりました。。
まったく見えないわけではなく、
明るい場所は黄色、暗い場所は灰色に見える楕円のフィルターがかかって、その中がすこし歪んでいてさらに、楕円の真ん中に真っ白(暗い場所だと真っ黒)な箇所があり、そこは全く見えない。とかいう、
酔いそうなぐらい気持ち悪い見え方になってしまいました。
すぐに眼科へ。
眼科なんて、私の記憶では10数年前ぐらいに”目もらい”になって行った以来まったく行った記憶がない。。
とりあえず近場の眼科へ。
受付で
看護婦:「今日はどうされました?」
私:「右目のここ(親指と人差指で右眼の前に👌マークを作って表現)に黄色い輪っかが見えて、そこが歪んで見えるんです。一部は全く見えないんです。」
看護婦:・・・えっ?(この人頭おかしい人? 明らかに?マークの顔)
私:「例えば、そこの白い壁を、右目だけで見ると黄色い壁に見えるんです。なんならすこし歪んでます。」
看護婦:「しょ、少々お待ち下さい。」
・・
ベテラン看護婦登場。
ベテラン看護婦:「いろいろ検査が必要になりますが、このあと3時間ほど大丈夫でしょうか?」
私:「はい。」
で、まずはあの気球見るやつ。ピント検査?
で、ふいに出てくる空気砲。眼圧検査?
で、上、左、右のCマークの穴当てゲー視力検査。
さらに、メガネをかけさせれて、レンズ入れて、続・穴当てゲー。
・・・違うんすよ。そういうんじゃないんですよ。これは絶対。
でも確信したのが、
中心暗点、色覚異常、変視症のコラボ症状ですが、視力は落ちていない!
で、一度問診。
先生:「表面上は問題なさそうです。ちょっと目の裏の検査をしますね。瞳孔開く目薬打つんで、しばらく車は運転しないでください。」
私:「・・・ちょ、、しばらくって、どれぐら」
目薬ポトッと。
看護婦:「はい。しばらく待合室で待っていてくださいね。10分おきに3回、あと2回目薬しますのでー」
私:「・・・はい。(いや今は時間よりもこの症状を1秒でも早く改善したい!)」
で、3回目薬点眼後、暗い部屋へ。ハイテク機器を覗き込み、
看護婦:「はい、赤い十字が見えると思いますので、十字の真ん中見ていてくださいね。」
私:「うぅ。。近距離だとボケ具合がすごくて、なんとなく見ときます。」
看護婦:「はい。それで大丈夫です。」
一応、問題ない左眼も同じ検査を。
で、再び問診。
先生:「仕事忙しい?」
私:「・・・(唐突だな、、)はい。」
先生:「40代、50代の働き盛りの男性の方が比較的なりやすい、中心性漿液性脈絡網膜症 〈 ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう 〉という病気だと思われます。網膜の下に水がたまる病気で、過労やストレスでなりやすい病気と言われています。」
私:「・・・治るんですか?」
先生:「数ヶ月から1年程度で自然に治っていくと思います。 ただ、、」
私:「ただ?」
先生:(レントゲン写真の網膜が浮いている水が溜まっている箇所を指差しながら)「ここに隆起が見られるんですよ。これが〇〇○の場合✗✗✗の可能性もありますので、一度総合病院でしっかり検査したほうがいいと思います。紹介状書いておきますね。」(〇〇○、✗✗✗はもはや素人には何を行っているかわからないので聞き取れず)
で、一旦眼科は終了。紹介状の日は明後日。
瞳孔開いているから、外に出ると眩しすぎて顔を上げられない。。1時間ほど車の中で横たわって、目を開けられる状態になったところでサングラスして帰宅。
家に帰って「中心性漿液性脈絡網膜症」をググると
症状としては視野の真ん中がなんとなく見えにくい、物が歪んで見える、実際より小さく見える、白い壁を見た際に薄黄色や灰色の円形、または楕円形が見えること、などがあります。治ったあともなんとなく見えにくいという症状がしばらく続くことも多く、何年か後に再発することも珍しくありません。
まさしく、これ。
・・・コロナ禍の中、仕事頑張っているのに、、なんという試練。。
そして、2日後、総合病院へ。
病状は良くもなってないし、悪くもなってない感じ。
右眼だけだと近いものはほとんど見えない。なんせ正面が見えない。
なので、、
左眼がすごい疲れる。右眼の見えない部分を一生懸命補ってくれているので。。
これ左眼も同じ症状になったら、、と思うと、怖すぎるなと。
総合病院では、眼科でやった検査とほぼ同じ検査を再び。
で、最後にやっと診察室でドクターとご対面。(ここまでで3時間、、)
先生:「はい。じゃあちょっと上むいてください。」
瞳孔開く目薬ポトッと。両眼に。
・・・
・・・
そ、、その、、瞳孔開く目薬点眼するならもっと早くしてよ。。
さすが総合病院、瞳孔開かなくても検査できるんだって思っていた尊敬の念を返せよ。
また今から3時間、外に出れないじゃないか!!
で、30分後に、暗室のハイテク機器の前で緑の点やら赤い十字を見せられ、
看護師:「絶対に眼を動かないでくださいね。動くとやり直しになりますから。」
私:(・・・なんで絶対とか言うかな。。)「はい。。がんばります。」
カシャ、カシャ
看護師:「はい。OKです。」
再び診察室へ(ここまでで4時間、、)
先生:「40代、50代の働き盛りの男性の方が、比較的なりやすい、中心性漿液性脈絡網膜症 〈 ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう 〉という病気だと思われます。網膜の下に水がたまる病気で、過労・睡眠不足、ストレスやタバコが原因でなりやすい病気と言われています。」
私:「・・・はい。。すべて当てはまります。。」
先生:「・・・(レントゲン写真の網膜が浮いている水が溜まっている箇所を指差しながら)ここに隆起が見られるんですよ。これが〇〇○の場合✗✗✗の可能性もありますので、次回、15日後に蛍光眼底検査を行います。この検査では、気分が悪くなったり、気を失ったりすることもあるので、同意書にサインと判子を押して持ってきてください。」
(またしても、〇〇○の場合✗✗✗は聞き取れず)
デジャブ?先日の眼科で聞いた内容と全く同じ回答が。。
ん?今日は、その〇〇〇の場合かどうかを調べてくれてたんじゃないのか・・?
一応、薬が処方され、
末梢血管の血流を良くする薬
カリジノゲナーゼ錠50単位
毎食後が15日分。
・・・コレを飲むと、、もれなく胃部不快感、下痢、食欲不振。
もろに副作用が出ているが、一日も早い視力回復のために内服を続けますが。。
そして、なんとか・・・
午後からの2時間会議も目が見えない状態(中心性漿液性脈絡網膜症と瞳孔がまだ若干開いている状態)のまま気力で乗り切る!!
会議が終わる頃には、眩しさも収まってましたが。
さて、次はなんだって、蛍光眼・・
ふぁっ!?
し、死亡ってなんすか、Google先生!!
ふむふむ。蛍光眼底検査とは、点滴に蛍光色素を入れて、血管内の血流を見る検査か。。(バクっと理解)
蛍光色素を入れるから、肌が黄色くなったり、視界が赤く見えたり、尿の色が、、
怖い。。
さらに、いろいろ調べた結果、
私の理解によると、おそらく両先生方は、
これが〇〇○の場合、✗✗✗の可能性
↓
これが新生血管の場合、血管新生黄斑症の可能性
と言っていたと思われる。
血管新生黄斑症の場合だと、、失明の可能性も、、
でも「蛍光眼底検査 死亡」も怖いし、、
最悪の展開だ。。
それにしても、、
中心暗点、色覚異常、変視症のコラボ症状。
比較的30〜50代の働き盛りの男性が発症しやすい!
症状が収まるのに2ヶ月〜1年かかるという長期スパン!
にも関わらず、
ググっても体験談・完治記録(ブログ・日記)がないっていうのが、不安を加速させる。。
次回
【体験談(part.2)】中心性漿液性脈絡網膜症で蛍光眼底検査(造影検査)【完治記録になるはず】
へ続く。
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