先日、とある社長とお話をさせていただきました。
かなりの映画好きで、かなりの新しもの好きという、、私が尊敬する社長の一人。
色々なお話をしていただいたのですが、その中で新しい発見がありました。
「邦画と洋画の違いは、、
邦画は、情緒面を伝えることに時間を割きすぎる。」
・・・
「なるほど!!」
大体、映画は2時間ほどの尺の中で、ストーリーが展開されますが、
邦画のカットには、被写体の表情や仕草に、たしかに長い時間が費やされている。。気がします。
だから、内容が薄くなってしまい、見ている途中に中だるみが、発生する。
ハリウッド映画なんかは、ほんの数秒のカットで、情緒面を伝えている気がします。
というよりも、
視聴者の感情移入のチカラを信じているといったほうがいいのでしょうか。
「この人は、いまこういった感情なんだよ。」
なんてことは、感じる人それぞれ違っていていいというスタンス。
だから、見終わった後に、余韻が残り、、考えさせられる。
「あそこであの人はどういったことを思ったのだろうか。。」
「自分だったら、どうするだろうか。。」
と。
私が過去見た中で素晴らしい!と感じたオススメの映画は、確かにそういったものでした。。
●「セブン」・・・衝撃のラスト。自分だったら、、と考えさせられます。
カットに無駄がない。素晴らしい映画だと。
●「インセプション」・・・視聴者の感じ方に託したラスト。
最後、夢の中かどうかということを確認しなかったディカプリオの心境とは、、
●「ファイトクラブ」・・・まさか!?の真相。
伏線も素晴らしく、見応え充分でした。
(ミーハーなランキングですいません。)
(個人的に邦画のNo.1は「おくりびと」かな。。)
昔、別の方に
「映画の予告はあんなに面白そうなのに、見ると、、、いまいちだったりするんですよね〜。」
と言ったら、
「当たり前だよ。何百日かけて作った映画を、2時間のストーリーにまとめ、
それをさらに、10秒、15秒にまとめるんだから面白そうに見えるに決まってるじゃないか。」
なるほど。。
まとめ
この両者を考えると、
邦画はドラマの延長で、尺(時間)あり気で作っているのでは、、?
膨大なストーリーを想像して、無駄なカットを吟味して切っていけば、、
企画書も同じだな。。とビジネスのことも考えてみたり。
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