本日、新規のお客さまと、打ち合わせを。
いろいろな業種を分析している専務さまで、大変勉強になりました。
今回は、お話の中ででた、値決めの話をご紹介。
日本企業の製品が、中韓の製品に勝てないわけは、
日本の企業製品は、あれもこれも、あれもこれも機能を付けて、値段はこれです!
と販売するが、
実際は必要のない機能が多く、その要らない機能が価格を釣り上げている。
中韓製品は、余計な機能を付加せずに最低限の機能で、価格を安く販売してくる。
ユーザーは、その製品にそれ以上の製品性能を求めてないんですよね。
だから、国産メーカーは勝てない。
この例でもそうだけど、
サービスに付加価値を!価格の維持を!
という声は、嫌というほど耳にしてきました
が、、
価格を安くすることが、最もユーザーの反応が早く、人が動く。
だって、一番分かりやすいから。
なので、企業努力の方向を、
サービスに付加価値をつけていくよりも、
できる限り安くできる体制に、組織やサービスを改変していくほうが、
今の時代にあっているんじゃないかな、と僕は考えている。
で、
肝心の値段の設定ですが、
・定番品、よく売れる商品の金額。
・グレードの高い商品の金額。
大体・・・
グレードの高い商品の金額 ÷ 2 ≒ 定番品の金額
に寄ってくる。
(私の頭の中)
ホームページ制作だと、だいたい30万〜50万ぐらいが一般的、、
高いホームページだと、80万以上、、
なるほど、大体2倍ぐらいか、、当たってるな。。
これだと、高いイメージを持たれてしまう。
(ギクリ)
なので、グレードの高い価格の設定は、
現状のグレードの高い商品の金額 × 80%
ぐらいが、もっともユーザーが躊躇せずに購入できる金額じゃないかと考えている。
(私の頭の中)
10,000円を 100人に販売(100万円)するよりも、
8,000円を 200人に販売(160万円)するほうが、儲かる(+60万円)ってことっすね。
大変勉強になりました。
ビジネスをしていて、
もっとも経営者層を苦しめるのが、、
値決め!
経営陣は、上記の私の頭のなかでも書きましたが、
10,000円を 100人に販売(100万円)するよりも、
8,000円を 200人に販売(160万円)するほうが、儲かる(+60万円)。
と、
もっとも、売上を伸ばせる価格設定というのをシミュレーションします。
まぁ、実際はこんな簡単な掛け算だけではないですが、、
単純に購入者が倍になれば、対応する手間も倍とは言わないまでも1.5倍程度にはなりますし。
そこの折り合いなんかを考えないと、いけませんが。
営業上がりの私としては、、
安く売ることなんて誰にでもできる!
と言われて、育てられてきましたので、、
適正な価格で受注する!
ということが、営業マンのミッションと考えていましたが、、
それ以前に、
会社での適正な価格設定、市場価格との兼ね合いということを吟味する経営脳をもっと磨かねば、、
と考えさせられた次第です。
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