いつもお世話になっているデザイナーの方と、いつもの雑談。
デザイナーさん「人を一人、雇用しようと思うんすよー」
私「マジ!?すごい!!儲かってるなぁー」
デザイナーさん「この道(デザイン)に進みたいっていう子がいるんですけど、
でも、、まだ何にもできなくて、、
私がやれば10分で終わることが、3時間はかかるんすよ。。
でも長い目で見てー・・戦力になればな。と。」
私「イラストレーターやフォトショップのスキルは、触ってればそれなりに身につくだろうけど、、
デザインができるって・・・ソフトが使えることじゃないからね。。」
・・・
私「私だったら、、自分がいいなと思う雜誌のページとかチラシ渡して、、
コレとまったく同じにデザインしてみて。行間もフォントも写真の大きさも。なんなら定規で測ってまで、まるっきり同じにしてみて。って指示出すかなぁ。」
デザイナーさん「・・・それいいっすね!!」
ってな、話をしてました。
学ぶは真似るの語源から来ている
という説があるほど、
「真似ぶ」ということは、非常に大事なことかと。
表面だけをなんとなく真似するのではなく、ディテールまで徹底的にパクる真似る!
そうすると、
その細かな気遣いの意味、大事さに感覚的に気づいてくるんですよ。
何時間も何日もかけて、そんなことを何回も何回も繰り返すことで、
自分のスキル(チカラ)になっていきます。
そもそも、それを作った人は、貴方が真似する時間の何倍もの時間をかけているはずです。
いろんな人を、いろんな物を、
「いいな!」と思ったこと、行動、物は、徹底的に真似る!
隅から隅まで真似る!
そんなことを一所懸命していると、、
なにが自分が「いい!」って感じたのかが、分かるようにもなってきます。
さらに、不思議なもので、
嫌なことも、自分がいいなと思うところを探して、それを徹底的に真似ると、、
好きになっていくんですよ。
真似することで、感情が近くなっていくんですかね。。
しかも、(個人的な感覚ですが)
参考書を何冊も読むより、圧倒的にスキルアップ(上達)のスピードが早い!
頭で論理的に理解するよりも、感覚的に覚えるほうが、時間の無駄もないんです。
自転車みたいなもんですね。
パクリ人間じゃん?
オリジナル性がない?
個性がー?
いろんなこと、いろんな人、いろんな考え方を徹底的に真似することで、
その、いろんなスキルを基盤に、自分なりのアレンジができるようになるのです。
いろんな自分がいいなと思ったスキルがミックスされて、自分のオリジナルになるのです。
実は、、これ(真似ぶ)、、
すごい副産物があるんですよ。。
人の視点で考えることができるようになる!
んですよ。
ディテールまで真似することで、
このディテールの意味って、、って真似びながら考えるんですわ。
↓
そうすると「作り手は、なんで、、」って、考えるんです。
はい。この時点で、自分視点じゃなくて、作り手の考えを考え始めます。
これを、何回も何回も繰り返すと、人の視点で考えることができるようになっていきます。
この副産物は、、ありがたい。
ビジネスにおいて、「人の視点に立つ」ということは、最も大事なことだと思っているので、
このスキルがもれなくついてくる、
「真似ぶ」
マジでオススメです。
※真似ぶ際は、決して半端はしないで下さい。
徹底的にパクって下さい。
「真似ぶ」ことが楽しくなってくると、、
真似ることに貪欲になり、
「人・物のいいとこ探し」と「学び(真似び)たい謙虚さ」のスキルまでついてきます。
私は常に「真似ぶ」お手本を探しています。
インターネットのおかげ、非常に真似びやすい環境になって、ありがたいことです。
日常では、いいものがあれば、ところかまわず、パシャッとiPhoneで撮影する習慣ができてしまって、、
なんか女子高生みたいになってますが。。
是非、皆さんも真似んでくださいね。
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