スマートフォンアプリのランキングを見ると、
ゲームに関するアプリが上位を占める。
もちろん上位のアプリは秀逸なものが多い。
ゲーム内容(コンテンツ)が重要なのは前提条件ではありますが、
最も恐ろしいことは、、アップデート機能。
一度リリースしてお客様の手元に届いた商品が、
制作販売者のタイミングで自由にカスタマイズできるということ。
例えば、ユーザーからの要望を集めて、その要望を元に内容をカスタマイズ。
不具合についても同様に修正できる。
また、季節ごとのイベント開催もアプリ上でできる。
今のキーワードは「クリスマス」
イベントもゲーム上で。
従来のゲーム機でのソフトでは、こうは行かない。
売りっぱなしで遊んでもらうしかなかったのに対し、
現在は、、
小さく生んで大きく育てることが可能なゲーム市場になってきた。
根強いユーザーファンが付く → 投資できる体制になる
→ 芸能人タイアップ or イベント・・・などなど。
スマートフォンという肌身離さず持ち歩く端末で、さらにSNS要素を絡めることで、
この規模感は、、想像以上でした。
実際に、新型AppleTVの特徴を見ると分かるように、
ゲーム寄りになってきています。
Appleもゲーム市場の凄さに、、家庭のテレビにまで参入を決めたようです。
Appleの場合は、プラットフォームの提供での課金なので、、最も美味しいところを持って行っていきますが、、
単純に無課金で楽しめるサービスから、
課金することでより楽しめるサービスも用意されているケースがほとんど。
ゲームアプリもこなれてきたなと感じること
1.この課金の料金体系が何とも絶妙。
コンテンツにもよりますが、安いもので約100円から購入可能、高いものでは約10,000円前後もあり。
当然、高いものを購入した方がお得感は強いものの、やはり100円から購入できるという手軽さ。
「ちょっとお試しに」「これくらいなら」といったライトユーザーへの訴求感は抜群かと。
マーケティングで使われる「フットインザドア」や「ドアノックツール」と呼ばれる仕組みに似ているなと思います。
2.大手企業とのコラボ、タイアップ。
有名キャラクターをアプリ内で登場させることで、既存ユーザーをガッチリ掴み、新規ユーザーの獲得も。
そもそもは、アプリのターゲットでなかったはずなのに
そのキャラクターを好むユーザー層を取り込みユーザー数を拡げられる方法は、理にかなっているなぁと思います。
ユーザー視点でのコンテンツ作り、それをとにかく、たくさんのユーザーに使ってもらう。
そこで出てきた良いところは伸ばし、改善点は修正していく。
結果、より良いものができあがり、ユーザー満足度が上がる…。
これって、商売の基本を忠実に再現しているなって感じます。
私たちの会社も、商売の基本を忘れず、お客様により良いものを提供していかないと、と決意をあらたにしました。
コメントを残す