打合せに来ていただいた、デザイナーさんと雑談。
私「最近どぉですかー」
デザイナーさん「最早、ロゴ作っていくら。とか、チラシデザインしていくら。なんていう概念はなくなってるわー。”すべて”をデザインできないと需要がない。昔は利用用途によって、ロゴだと●十万、Webデザインだとー・・って利用用途によって価格を変えてたが、もぉそんな時代じゃなくなった。こっちの価値観じゃなくて、だからといってクライアントでもなく、、エンドユーザーの価値観の金額になってきた。」
私「ちょ、、いきなり、なに難しいこと言ってるんすか。」
デザイナーさん「色使いが綺麗とか、書体がカッコイイとか。そんなの今の技術だとなんとでもなる。そもそも個人の好き好きだし。
もっとクライアントのマーケットを理解してブランディングに突っ込んでいかないと、、デザイナーは生き残れなくなる。」
私「・・・全てを戦略的に考えられないといけないですね、、
”意味がある・目的を持ったデザイン”をし続けていくことがブランディングの確立になりますしね。
このデザインがどれだけクライアントの売上に貢献出来るか!?ですもんね。。」
と言った話をアイスコーヒーを飲みながら熱く語り合いました。
いま色んな意味で時代の変革のときだな。と感じることが多くなりました。
iPhoneは「電話を再発明」という定義で6年前に発表され、
先日の記事では、日本のiPhoneシェアは6割強といった恐ろしい事態になっております。
もちろん、過去ガラケーで競っていて、iPhoneの普及にあわててAndroidを担ぐしかなかった国内メーカーは大打撃です。
iPhone3GSぐらいからでしょうか、、一般的に普及し始めた頃に、
「iPhoneってなにが凄いの?」
という質問をクライアントさんから結構聞かれましたが、、
「電話もできる小さいパソコンですわ。パソコンのWebサイトも見れるし、パソコンのメールも読めるし、、」
・・・
なぞと、当時偉そうに、答えていた自分が恥ずかしい。。
電話もできる小さいパソコンという理由なら、
Andoroidを携帯メーカーにオープンソースで提供し、、バリエーションで言ったら圧倒的なのに、、
何故、束になってもiPhoneのシェアを奪えないのか、、
「iPhoneの素晴らしさは、パソコンの概念をただ持ち込んだだけでなく、
パソコンを使えない人でも、2歳の子どもでも ”iPhoneを使える”
という直感的に動作するユーザーインターフェイス・システムと、
端末だけでなく、動作アニメーションまでにも行き届いた、美しく・心地いいデザイン性にありますね。」
・・・と当時答えられれば、、カッコ良かったな、と。
Facebookなんかは割と最近のSNSモデルと思っていましたが、、
現在、日本では「LINE」のほうが普及拡大しています。
パソコンで定義されたSNS:Facebookと、スマートフォン用に再定義されたSNS:LINEの違いか、、と。
常に持ち歩き、いつでも確認できるスマートフォンに特化したSNSは、LINEのほかにも多数ありますが、
LINEの爆発的な普及はなんといっても、、あのブサ可愛い「スタンプ」の存在でしょう。
文字ではなく、キャラクターで感情を伝えるという使い勝手。
文字を打たなくてもいい。ということではなく、
文字で伝えることが難しい「感情」を伝えることができるという、、
まさに人間関係にウェットな日本人には最適な手段です。
個人的に、
端末に格納された電話帳をLINEのサーバーに吸い上げられることに、ものすごーく抵抗があり、、
LINE入れたのは2年ほど前なのですが、、
いまだに、
いろんな意味で、ビジネスの使用には不向きと思っております。が。
まとめ:
既存の技術に肉付けして、発展している(ようにみえる)ビジネスは、
ゼロから再定義された革新的な技術・洗練されたユーザーインターフェースには勝てないなと。
ゼロから考えることが出来る人間にならねば、、
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