ごく稀にあるのですが、、
派手な演出のサイトを求めてくるお客さまが、、
たまーにいらっしゃいます。。
それが「今どきのWEB」
とか、、勘違いされている場合とかも、、
あぁ、、視点が違うか。。と、しばらく頭を抱えます。
「写真をもっとクールなものに!」
とか、
「文章をもっと読みやすく!」
「見て欲しいコンテンツは、これだから、レイアウト、見せ方をもう一工夫!」
という点にこだわるのは、とことん付き合うのですが、
無駄な過度な演出に固執されると、、かなり萎えます。
もちろん、
使い勝手の向上という視点での演出、
サイトのブランディングにも繋がるような、心地よい演出なんかは、
ユーザビリティやデザインという視点で組み込みますが、、
これ、、ユーザー使いづらいだろうな。。
とか、
このアクション、、ユーザーは2回目も見てくれるかな。。
とか、
スマートフォンで検索して、アクセスしたページがこんな動作されたら、、オレなら即離脱するな。。
と、考えてしまう過度な演出の要求については、、疑問符がつきまといます。
本来、
「より多くの人に」「より分かりやすく伝え」「自社の商品・サービスを知ってもらう」「そして選んでもらう」
という目的で、Webサイトの構築を行うことが大半なのですが、
構築途中で、お客さまが本来の目的を忘れてしまうケースが有ります。
「なんか、どこにでもあるサイトだな。。面白くないなぁ。もっと派手な演出に出来ない?」
・・・
「おっ、、おもしろくない???面白いサイトにしたいんですか??」
この視点で考えだされると大変です。。
制作コストの元を取る視点が、完全に違うものに変わってしまっているからです。
本来の、
多くのユーザーに選んでもらうための「未来の売上向上ツール」への投資の視点から、
制作・開発費の元を取る?「経費削減」的な視点に変わっています。
日本で最もアクセスのある「Yahoo!Japan」は、いつ見ても勉強になります。
非常にシンプルに作られていて、あれだけのコンテンツがあるのに、見やすく、探しやすい。情報コンテンツサイトの王道のサイトです。
派手な演出があるのは、広告ぐらいです。
「これは老若男女問わず、ホーム画面に設定して、毎日でも見るわ。」と、
毎回尊敬して見てます。
「Yahoo!Japan」が、記事のページを開くたびに、
グオーンと画像を画面の外から回してきて、記事がタイプするようにカチカチ表示されてきたら、、
おそらく二度とYahooを見ることはないでしょう。(例えが極端すぎますが。)
ユーザーは、演出を見にサイト訪れてきてるんじゃないんだよーーー
重要視すべきは、コンテンツなんだよーーーーー
ん?前も書いたな・・最近のSEO対策は、、って、もぉいいんじゃない?
最近気づいたのですが、
大概、過度な演出のオーダーを出してくる方は、身内の方を向いてしまっています。。
「あの人すごいって思ってくれるかな。。」とか、「社内で見せると驚くだろうな。。」とか。
・・・
そんなページビューの1%にも満たないアクセスのために、一時の自己パフォーマンスのために、サイトを作るのは止めましょう。。
ページビューが増えたよ!
問い合わせが増えたよ!
売上が上がったよ!
の未来のためにサイトを構築しましょう。(切実)
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